ウォッシャー液の補充
ウォッシャー液はフロントガラスの洗浄に使うもので必須アイテムですね。
これは自分で補充できるので、どんな種類があるのか、どのように補充するかをご説明します。
水(水道水)じゃダメなの?
まずウォッシャー液代わりに水道水を入れちゃダメなの?と思っている方もいるかと思います。
結論はダメです。
但し、ウォッシャー液を薄めて使う時は水道水を混ぜてもOKです。
なぜ100%水道水にするのがNGなのか。
それは水道水にはカルキなどが含まれているので、乾燥した際に白いカルキカスみたいなものが残ってしまい、ウォッシャー液が出てくるノズルが詰まってしまうこともあるためです。
ですので必ずウォッシャー液を補充するようにしましょう。
ウォッシャー液をすぐに購入できない、ノズルやホースを洗浄したいなど一時的に水道水を使うのは問題ありません。
水道水を「常用」することがNGなのです。
ウォッシャー液の種類
ウォッシャー液にはいくつか種類があります。
一般的なウォッシャー液
一番ノーマルなタイプですね。
ガソリンスタンドなどで補充してもらう際は、基本的にはこのようなノーマルなものがほとんどです。
価格も数百円で購入できます。
油膜取りタイプのウォッシャー液
長年乗っているとフロントガラスには「油膜」が溜まっていきます。
雨の日にギラついて見えたり、変な曇りが出るのは油膜が原因です。
これを洗浄してくれる成分が入ったウォッシャー液もあります。
但し、あくまでも簡単な油膜対策なので本格的に油膜を取りたい場合は、別途油膜取りの作業が必要です。
撥水タイプのウォッシャー液
撥水タイプのものはガラコが有名ですね。
最近は様々なメーカーのものが販売されています。
ウォッシャー液補充の際の注意点
ウォッシャー液の補充はボンネットを開けて、専用の補充口から直接入れます。
その際に必ずエンジンは停止した状態、尚且つエンジン停止後少し時間を置いてエンジンが冷めてから行うようにしましょう。
ウォッシャー液はエンジンには直接関係はありませんが、間違って触って火傷したりなどのトラブルを避けるためにエンジンが冷めた状態で行うことをおすすめします。
ノーマルタイプを撥水タイプは混ぜないようにもしましょう。
例えば、現在ノーマルタイプのウォッシャー液を入れていて、残っている状態で撥水タイプを入れてしまうと、ノズル詰まりの原因になったりします。
もし違うタイプのウォッシャー液に変える場合、現在残っている分を使いきります。
さらに水を入れてウォッシャー液を出す操作をして洗浄します。(1LくらいでOK)
全部水が出てから新しいタイプのウォッシャー液を入れます。
寒い地域は冬は寒冷地用のウォッシャー液を入れましょう
ウォッシャー液も北海道や東北、北陸などの寒い地域では冬になると凍ってしまうことがあります。
そこでこのような寒い地域にお住いの方は冬は寒冷地に対応したウォッシャー液を入れるようにしましょう。
パッケージに「寒冷地用」、「寒冷地対応」、「-40℃」などの表記があります。
どれくらいの量を入れればいいのか
量は車種によって異なります。
ほとんどの車種はどれくらいで満タンになるか見えるようになっているので実際にウォッシャー液のタンクの状態を見ながら補充しましょう。
ただ輸入車の場合、タンクが見えないタイプもあります。(私のは見えません)
この場合はゆっくり補充し、溢れる手前でストップ!という感じで補充しましょう 笑
多少溢れても問題ありません。