高齢者による運転の事故防止対策への提案
ここ最近、高齢者の運転による悲惨な事故がニュースなどに取り上げられています。
2019年4月に起きた池袋の事件。(あえて事件と言わせて頂きます)
事情徴収に行った様子をメディアでも報じていましたが、杖をついて歩くのもやっとの状態。
こんな人が運転をするなんて考えられいと感じた方も多いのではないでしょうか。
認知機能検査の不備
高齢者の免許更新の際に認知機能検査を行うようになりましたが、これは運転技術を確認するのではなく認知症があるかないか、それが運転に支障があるかないかを判断するものなので、認知症がなければ多少運転に問題があっても指導のみ行い免許停止には至らないのです。
これは高速道路などでの逆走が目立つようになってきての対策ですので、根本的な事故防止には繋がっていないと思います。
やはり運転技術そのものを検査することが必要かと。
私もほぼ毎日運転しますが、高齢者の運転は見ているとほんと怖いですね。
真っ直ぐ走れない車も多い。逆走にも遭遇したこともあります。
運転免許資格の年齢上限を設けるべき
やはり運転免許の資格の年齢の上限を設定することが必須かと思います。
例えば18才から70才までとして71才以上の継続を希望する場合は、自動車学校で再講習と試験を受けるなどの制限を設ける。
検査ではなく「試験」とすること。
試験は学科と運転技術の両方としてかなり厳しく設定し、少しでも危険と感じた場合は自動車学校側でOKを出さない。
さらに71才以上の場合の免許更新は1年に1回として、毎回自動車学校で講習と試験を必須とする。
費用は15万円くらいにして半分は自動車学校へ、残りの半分は高齢者専用タクシーなどの費用へ。
ある程度費用を高くすることで、無理に更新をさせないように促す。
高齢者用の交通機関の整備
地方など車がないと生活が不便になるといった声が多いのも確か。
ただそれを理由に人の命を奪うような運転を続けるのも問題。
そこで高齢者専用タクシーなどを整備してタクシー会社の協力のものと国が管理し、無料でできるようにする。
この費用は先ほどの自動車学校での高齢者講習費用と消費税でまなかなう。
一般の国民もこのことを意識して消費税を上がることに理解してもらう。
このような対策が必要なのではないでしょうか?
余談
これはあくまでも個人的な感想ですが、よく高齢者がプリウスで事故を起こす確率が高いように感じます。プリウス以外にも最近の車の構造上の問題もあるのかと。
前に代車でプリウスを運転したことがあるのですが、正直言って車というより「家電」といった印象で、これでは免許がなくても誰でも動かせてしまうと感じました。
車はある程度難しい構造にして、動かすには技術を要するようにする必要があるのではないでしょうか。
免許もAT限定を無くすことも必要に感じます。