愛車を大事に長く維持するための基本のメンテナンス
初めて自分の車を買ったときはそれは嬉しいものです。
しかしちゃんとメンテナンスを行わないと故障の原因にもなったりしますので、愛車を長く維持するための基本のメンテナンスを紹介します。
洗車
まずは洗車。
定期的に洗車を行うことでボディはもちろんガラス部分の油膜の付着を取ることもできます。
天候や住んでいる地域、運転する頻度によっても異なりますが最低でも月に1回はきちんと洗車しましょう。
コーティングもおすすめ
整備屋さんやガソリンスタンドでやってもらえるボディコーティングもおすすめです。
これは車全体にコーティグをして汚れを防止するものです。
耐久年数や車種(主に大きさ)によって値段もまちまちですがやっておくと普段の洗車もすごく楽になります。
私は年一回タイプのコーティングにしています。
車体がデカイので費用もそれなりに(^^;)
タイヤ
タイヤも寿命があります。
走れば走るほど削られて減って行きますので、これも走行距離によって交換時期は変わってきます。
基本的には3〜4年に一度くらいが多いかと思います。
タイヤには交換時期を示す「スリップサイン」というものがあるので、それが出た時点では即交換が必要です。
またこれ以上長い期間、同じタイヤを履き続けるのはおすすめしません。
というのは溝が残っていてもタイヤ自体が固くなってくるので性能が落ちるためです。
状態や交換時期は整備屋さんやガソリンスタンドで見てもらうことをおすすめします。
また、空気圧は数ヶ月に一度はチェックしましょう。
空気圧は走っていると段々減ってきます。特に高速道路を走行する際は必ずチェックしてから走りましょう。
空気圧不足で長時間、高速走行をするとバースト(タイヤが破裂)する原因になります。
空気圧は車種ごとに違いますので、車の説明書で確認しましょう。また、ドアを開けたところに表示してあるケースもあります。
ガソリンスタンドで無料で補充してもらえます。
スタッドレスタイヤも同様
雪が降る地域では冬はスタッドレスタイヤに履き替えることが多いかと思います。
スタッドレスもノーマルタイヤ同様に寿命があります。
スタッドレスはノーマルに比べてゴム自体が柔らかいので、減りやすいのと硬くなってきた場合、スタッドレス本来の性能が発揮できないので、ノーマルタイヤより注意しておく必要があります。
オイル関連
オイル交換というとエンジンオイルを想像するかもしれませんが他にも交換が必要なオイルがあります。
まずはエンジンオイル
エンジンオイルは走行距離、または前回交換してからどれくらい経過しているかで判断します。
走行距離は3,000km〜5,000kmくらいでの交換が理想です。
前回交換からの時期は長くても6ヶ月以内に交換しましょう。
エンジンオイル交換はこちらの記事をご覧下さい。
ATF
ATFとはオートマチック・トランスミッション・フルードといってオートマ車の場合は時々交換が必要です。
交換の目安は2〜3万キロくらいとなりますが、最近の車であればもっと長くなるようです。
ただ、あまり長い距離を走ってから交換すると逆に不具合が出る場合もあるようなので2〜3万キロ、もしくは車検時に交換することをおすすめします。
ブレーキオイル
ブレーキにもオイルが使われています。
ブレーキオイルは3〜4年に一度くらいのペースで交換しましょう。
車検2回に1回の程度で大丈夫かと思います。
パワステオイル
パワステオイルは3〜4万キロに一度のペースで交換が必要です。
デフオイル
デフ(ディファレンシャルギア)はFF車(前輪駆動)は前、FR車(後輪駆動)は後ろ、4WDは前後のどちらにもあるもので、曲がり角やカーブを曲がる際に左右のタイヤの回転の差を調整してスムーズに車が曲がるように調整してくれるパーツになります。
このオイルは2年に一度は交換することをおすすめします。
クーラント
クーラントとは「冷却水」でエンジンを冷やしてくれる非常に重要なものです。
基本的には2年に一度の交換が必要です。
ボンネットを開けると緑、青、または赤の液体があると思いますがそれがクーラントです。
車種によって色が違います。
クーラントを交換せずに長年乗っているとオーバーヒートの原因にもなるので必ず交換しましょう。
ちなにみ私が以前乗っていたジープチェロキーはしょっちゅうクーラントが漏れていました(笑)
ライト関連
ライトも消耗品です。
切れたらすぐに交換しましょう。
片方だけも切れた状態で走行すると整備不良の違反となります。
整備屋さんやカー用品店、ガソリンスタンドで交換が可能です。
ヘッドライト
メインのライトですね 。
これは車種によって型が違うので車の説明書などで確認しましょう。
わからない場合、カー用品店などで調べてもらうこともできます。
最近はハロゲン球の他にLEDやHIDなど様々はヘッドライトがあります。
ポジンション球(スモールライト)
ポジンション球も時々切れます。
こちらも切れたらすぐに交換しましょう。
ウインカー
ウインカーは前後左右チェックしましょう。
どれか一つでも切れた状態での走行はNGです。
車種によっては前方、後方に加えてサイドにもあります。
テールランプ・ブレーキランプ
テールランプはライトを点けた時に点灯するもの、ブレーキランプはブレーキを踏んだときのも点灯するものですが、同じようなパーツになります。
比較的ブレーキランプの方が切れやすいので、時々チェックしましょう。
室内灯
室内灯はあまり切れませんがこちらも切れたらすぐに交換しましょう。
価格も数百円程度です。
バッテリー
バッテリーは非常に重要なアイテムのひとつです。
交換は2〜3年に一度。
車検の都度に交換しておけば間違いないです。
ウインドウォッシャー液
ウォッシャー液は無くなった時点で補充しましょう。
ガソリンスタンドやカー用品店で販売しており、自分で補充できます。
ワイパー
ワイパーは年に一度交換することをおすすめします。
というのはゴムが劣化してワイパーを動かした際にスジなどが入ってフロントがキレイにならなくなってくるのです。
ワイパーはブレードとゴムの部分に別れており、ゴムのみの交換も可能です。
冬にゴムが硬くなってしまうので冬を越して春の時期の交換がおすすめ。
エアクリーナー
エンジンは空気を吸って燃焼しており、空気を取り込む部分にフィルターがあります。これがエアクリーナーです。
頻繁に交換する必要はありませんが車検の際に交換することをおすすめします。
エアコンフィルター
車のエアコンもフィルターがあります。(一部の輸入車にはありません)
こちらも車検の都度の交換がおすすめです。
エアコンの匂いが気になる場合もフィルターを交換すると匂いがしなくなることも多いので、タバコを吸う方や長年交換していない場合は一度交換してみましょう。
まとめ
このように車のメンテナンスは様々なものがあります。
普段から気をつけて乗ることで、状態も良く長く乗ることができますので、メンテナンスはきちんと行いましょう。
新車で購入して後々下取りに出す場合も、このメンテナンスを行なっているか否かで下取り価格にも差が出ます。